9月から始めたA12のO/Hですが
ようやく完成が見えてきました。
水曜日にヘッド本締めして最後に残るバルタイを確認しました。
基本、バーニアは弄らずスプロケとチェーンも組んだまま保管していたので
そんなに大きくズレてはいない筈・・・でもやっぱり時間掛かっちゃった(笑)
結局、前回のデータを元にやり直しました。
改めて思ったけどバルタイは難しい・・・測定誤差もあるけどタペットのクリアランスでも数字がかなり違うしその時の気温なんかもあるような気がします。
オイラのカムはオプションの80度Aという大昔のカムです。
最近の作用角小さめリフト量大という主流にある意味逆行したカムであります・・・。
磨耗もそれなりで今どきのカムも良いな~って思いますが
何せ素材は高いし買えないので今ある物でやるしかありません。
このカム、推奨値はIN102度、EX105度です。
前回ほぼ狙い通りのところが見付かりましたが、、、
今回は最終的にこれともう1つIN※度という候補がありました。
当時のチューナーさんはオプション80度Aに関してはIN102度から進めて良いところを見つけていたそうで、、、
オイラ、生意気にも今回これを試そうなどと真剣に悩んでおりました。
いっそ、この数値のまま蓋をしてしまいたい![]()

しかし、今の富士は後半のセクションがあるので上に振ってもあまり意味が無いのと、あくまでも通勤を兼ねた仕様である事(これがやっぱり大事
)を考えて元に戻しました。

意気地なしと言われそうですが、これで良かったと思います。
というわけで今度のやつも前と同じ性格となる事が確定しました。
ただ、ピストンのクリアランスが広くなった分、フィーリングは良くなっていると思います。
クランク手回しの感覚も前より軽いし多分良い筈です・・・![]()

あとは上、前、下の蓋をしておしまい。
短いようで長かった日々も明日で終わりです。