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Channel: B310サニーのブログ
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DCOE9 O/H その壱

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いきなりですが、この度DCOE9を売る事に致しました。

といっても、今使っている9ではなく、過去に使って凸さんにレンタルもした事があるイタリー製であります。

理由は金欠です(笑)4月までの約2ヶ月間何とか食い繋ぐ(さすがにこれは大袈裟ですが)為の苦肉の策なのですが…

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現状で売るか、しっかり整備して売るか…。

悩んだ結果、金額的なリスクは高いですが後者を選択致しました。以前の152もそうでしたが、多少のリスクを覚悟してでも良い状態で嫁いで欲しいというか…何故かキャブに関してそんな感じが致します。

この9は現状でも使えるには使えるのですが、年代物なのでどうしても草臥れている箇所が多いです。でもそれらを新品に換える事で動きがスムーズになります。さすがに新品のキャブには及びませんが今回のO/Hは現状で持っている性能を限りなく引き出したいというのが目的であります…。

という訳で、今回はここまでやります。
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ベアリングは勿論ですがバタフライとシャフト、ポンプロッド一式を交換致します。精度が要る箇所なのでここは迷わず純正部品を選択致しました。画像は取り外した各部品でありますが、ベアリングはかなり草臥れておりました。恐らく古いキャブはみな同じ具合だと思われます…。中央の細い黒い棒はシャフトとセンターのレバーの位置決め用ロールピンなのですが…

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1基目でいきなり手こずりました(笑)モノタロウで買った2mmのピンポンチは打ち始めの安定感が無く全く入っていきません。仕方ないので2mmのドリルを叩いてピンを数mm押した後、ピンポンチに差し替えて打ち抜きました。このピンに関しては色々な意見があるようでNGという人も居れば、ここまでやるからには絶対やるべきという人も居ます。ただ、シャフトに曲がりがあった場合は抜かない限り交換は出来ませんし僕個人的な考えは後者であります…。

イメージ 4
一方、2基目はいとも簡単に抜けました(笑)
1基目とは固着の具合が違ったのだと思いますが、キャブを安定させてシャフトも固定すればさほど難しくないように思います。

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新しいシャフトとベアリング。純正のシャフトは社外に比べ焼きの入り具合も違うようです。もっともこれまでシャフトに社外があった事すら知りませんでしたが…。

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左が新品のシャフト&ベアリング、右が古い方。
回してみるとその差は歴然であります。横方向のガタツキも僅かに出ておりました。

これ加えポンプロッドの動きの渋さ(実はなんとこれが一番の元凶でありました)が加わっておりましたので両者の交換は恐らく大正解かと思われます。

まだ始めたばかりでありますが、少しでも気に入ってもらえるキャブになれるよう頑張ります

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