日曜日は朝からサニーでした。
先週面倒な作業は終わらせておりましたので、
下手すると午前中に終わってしまうんじゃない![]()

なぁ~んて思っておりましたが、
結局朝8時から夜の7時まで掛かってしまいました。
いつの間にかニードルバルブの番手すら忘れておりました(笑)
高めの燃圧設定ですのでここは番手確認も兼ねて点検しておきます。
#200でした
右が付いてたバルブ。段差は無いものの触ると表面がざらついております。右は過去に3~4ヶ月使った中古ですがこちらの方が全然綺麗です。さらにボール部分を比べると付いてた方はバネが弱く、中古の方が強いです。ボール同士で押し合うと何と他の使用済のニードルに対しても負けました。

これってやっぱり弱ってこうなったという事でしょうか…。さすがにこれを見ると使う気にはなれません

こういう時の為にO/Hパーツは常に確保しているのですが…あったのは#175![]()

#200はどこいった…?
1時間近く探しても見付からず。結局写真の中古品を使いました。
左が現行品の素の状態。右がDCOE9用にカットした物。
違いが分かりますでしょうか?(笑)
現行品は152等のツノ有り用に作られておりますので…
カットするだけの作業ですが、これが何気に面倒でハサミを入れ過ぎて必要な部分まで切ってしまった事もあります![]()

ついでに手直しをもう1箇所…左が手直しした状態であります。
フロートブラケットのカットが甘い![]()

ここを切らずに使うと穴位置が微妙にずれ、ガスケットに無理な力が掛かります。
ガソリンが滲む理由はこれもあると思いますのでここは必ずやります。
勿論、本体上面の糟も取ります。
フロート室などに落ちないようここは気を遣いながら…。
しかし、ここで痛恨の(お約束の)ミス。

ワッシャが外れたリテーナーはバネの力でどこかへ飛んでいってしまい、
それからリテーナーとバネ探しが始まります(笑)
ワッシャは一度外れるとあまりよろしくありません。広げても外れる事が多いです![]()

なのでここは常にスペアを持っておりますが、なんてこと無い部品に思えて意外と高いのであります…![]()

アイドルスクリューは煤だけで段差は無し。ここは再利用です。

右が新品の色です。左のカバーもこのキャブが新品の時は右の色でした。
ここ、明らかにイタリー製とスペイン製で質が落ちてると思います。
前者のカバーは磨けば色落ちもせずピカピカに復活しますが、
後者はどんなに磨いてもそうはなりません。鈍い艶の銀色になります![]()

油面調整後、他のジェット番手はまだ変えず同調だけ取り直しました。
ラバーインシュレーターは念の為増締め。
あとは各部の緩みがないかをチェックします。
過去の走行会では振動によりスロットルレバーのナットが緩んだ事がありました。
Bコーナーの飛込みだったと思いますが、キャブが片方しか開かずストップ。
レクサスISのマーシャルカーにお世話になった思い出があります。
お陰でコースの内側を牽引してもらうという貴重な経験が出来ましたが(笑)
あまりカッコ良くはありませんので出来る対策はやっておきました。
と、ここまででかなり時間を押してしまいましたので…。
あとは写真これだけであります(笑)
モノタロウでちょっと違うやつないかなと買ってみましたが
スポーツ走行にも適して…とあるわりに設定温度が純正品とほぼ同じ(笑)
嫁さんに踏んでもらい交換終了![]()

エンジンオイルの交換が終わったのは夕方6時半でした。
疲れたのでP-LAPはもうやめ。明日の夜か当日現地で付けます。
ちなみに#200のニードル。
あとでよくよく考えたら凸さんに譲ってました。あるわけないです(笑)
探すだけ無駄でありました…![]()
