走行会の最終編ではありますが、富士を後にしてからの出来事となります。
よって、写真はほぼございません…。
2本目の走行が終わり、タイヤを戻し片付けも終了。
ブレーキを労りつつゆっくり向かった先は富士を下ったすぐの道の駅。
ここで一旦サニーを置き、嫁さんの車である場所に行きました。
小山町町民いこいの家 あしがら温泉
先日嫁さんが行って良かったとの事でしたので帰りに寄る約束をしておりました。
ちなみに左手には富士のメインスタンドが見えます。
雨が降ったり止んだりと天候がイマイチでしたが、晴れの日には…
ご覧のような絶景を満喫出来ます。3時間で500円と値段もリーズナブル。
かなりおススメであります![]()

ここで走行会で疲れた体を癒し、露天風呂に浸かる事約1時間。
休憩室でくつろぎ、体を休めます。
この流れの何処が波乱なのかという疑問があると思われるでしょうが…
問題はこの後でございます。
道の駅に戻り、サニーで出発。一応念の為、嫁さんは後ろから着いて来てもらいます。ブレーキがアレとはいえ、ゆっくり走れば急ブレーキも掛けなくて済みますので雨で窓が曇る以外は特に問題ありません。
この感じだと1時間掛からないな…そう思って信号待ちでふと下の方へ目線を移すと信じられない事が起きておりました。
何と、油圧0…![]()

慌ててすぐ先のコンビニへ入り事態を確認します。
オイル量OK
油温50℃弱
異音なし
焼けた匂いなし
でも油圧来ておりません。
油圧計のブルドンを外しエンジン掛けるもオイルは出てきません…。
オイルが回っていない![]()

富士での走行中は普通に油圧が掛かっておりましたが、
その後は確認しておりませんでした…。
現在のポンプにしてからというもの、エア噛みも皆無でしたので街中では常に油圧計を見る事がありませんでした。これがいけませんでした。(後で動画を見ましたところ、2本目のピットイン直前・最終コーナー立ち上がる直前までは油圧が来ておりました。ところが、最後の内側の縁石を踏んだ振動直後に落ちているのが確認できます)
この現実を前に、自走で帰る事が不可能になってしまいました。
よって、自宅までは牽引となるわけでありますが、ここで問題が。
そうです。同行しているのは牽引が得意な(笑)仲間ではなく嫁さんだという事。
御殿場から三島までかなりの距離を夜の、しかも雨の中ブレーキの利かないサニーを未経験の嫁さんに牽引してもらうという事実…考えただけでもそれは逃げ出したくなるような展開でありました。
僕もテンパっていたんですね。嫁さんに牽引した事ある?なんて聞いてしまいました。あるわけないじゃん!(嫁さん) そうです…結婚してから車運転するようになったのでそんな事僕自身がよく知ってる筈![]()

嫁さんに牽引のコツを伝え何とか出発。最初は車速が出過ぎ、停めるまでかなり焦りましたが…その後は嫁さんもコツを覚えてくれたのか落ち着いて走行しておりました。あとはバッテリーが持つかが心配でありました。ヘッドライトは一気にバッテリーが無くなりかねないのでスモール&ハザードだけの点灯でありましたが、雨が徐々に強くなりワイパーも必要な状況に…
それでも自宅まであともうひと頑張り
最後の難関、地元にある農免道路の峠道です。既にバッテリー残量も減っておりワイパーを動かすとランプ類は消えてしまう状況。真っ暗な峠道をライト無し、ワイパーを15秒に一度作動しながらブレーキの利かない車を牽引されるというある意味、富士を走る以上の緊張感でありました![]()



約1時間半後、ようやく自宅に到着致しました…。温泉で疲れを癒した事などまるで無かったかのような疲労感でありました。晩御飯は久々に鰻でも
なんて思った事ももはや夢のような話になってしまいました(笑)

本当、嫁さんには暫く頭が上がりませんね…。本当にありがとう![]()

さて、問題のサニーの方ですがこの日以降、止まったままであります…。
原因につきましては疑っていた箇所であった事が本日断定出来ました。
後日書きますが、前回のO/H時にも起きた箇所でありました。
最悪の事態にならなかったのが不幸中の幸いでありますが、
今年車検を前倒しする予定がありますので降ろして開けたいと思います。
あ~、タイム出した後で本当に良かった…![]()
